先般のブログのとおり、2006年シーズンカヌー初めとしていつもの相方と2人で長良川(郡上八幡よりスタート)に行ってきました。
写真はまだ現像してないので、また今度Online AlbumにUPしますが、とりあえず速報を。
いやぁ、カヌー始めてまだ2シーズン目ですが初めて死ぬかと思いましたね。
状況としては、下図[上空からみた図]の瀬(多分、法伝橋の瀬ってやつですわ)に、下見もなく思いっきり突っ込んでいったところ

流れが左岸の岩にぶつかってるのでそれを避けようと右に漕いだのですが、一向に右に進めず。
それもそのはず、流れがぶつかっている岩はアンダーカットロックで
———アンダーカットロックとは——————————
水面下の部分がえぐれている岩のこと。流れが直角に近い角度で
ぶつかっているアンダーカットロックは、水面下に引きずり込ま
れる可能性が高く、引きずり込まれると水圧に押されて脱出でき
なくなることがあります。
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流れ自体が岩の下へ潜り込んでいるので、その流れに乗っかってると岩の下に引きずり込まれる訳ですわ。
右に向かおうとしてるので艇は横を向いて、そのまま岩へドカン。
落水して状況は↓という感じ。

こうなると、もがいてもモガイテモ浮く力より引きずり込む力が強くて、ライフジャケットを着てようが浮いてこない!!
しかも落水前に空気を貯め吸いしてる余裕もなく水中でこんなんですから、もうパニクッっちゃって、0.3秒くらいで死ぬーっと脳裏に浮かぶ状態。
ま、不思議にこうなると0.8秒後くらいには脱出方法考えだして、もがくの辞めて流れが出て行く岩の裏のほうへ泳ぐ向きを変え、無事脱出。
しかし、走馬灯が回る0.1秒前まで追い込まれました。
がはは。
ところがここからが大変。
体は無事脱出しましたが、艇が岩に張り付いたまま。
しかも荷物は艇に縛り付けてあり、財布・車のキー・携帯はその中。
おい、これじゃー上陸しても身動き取れんやんけー!! なお相方も同じ瀬で轟沈。
パドル流すわ、艇は私の艇に引っかかってるわって惨状。
なんとか二人でまずは相方の艇を救出し、私のパドル+相方の艇に二人で乗って、岸の上の国道に上がれる地点へ移動。
国道を少し上流にもどり、先ほどの瀬を睨みながら岩に張り付いてる私の艇の救出方法を二人で悩むこと約30分。
ん~ん、、、
ポン!
艇の救出方法が浮かばず、艇に穴開けて浮力殺して荷物だけでも救出かと愛艇抹殺という最も被害の大きい手段を真剣に考えてたその瞬間に、流れが変わったのか、なんと勝手に艇が岩から剥がれたんですわ。
ふぅ、なんとかこれでツーリングつづけれるわと大喜び。
ま、この時に買ったばかりのポンプがカヌーザックごと流されて紛失しましたが、五体満足(注:打ち身、切り傷は除く)でツーリングを続行できたので良しとするしかないでしょうな。
では、写真の現像をお楽しみに。
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