鯨もイルカも殆ど食べませんが、話題なので「The Cove」を見に、十三の第七藝術劇場なる映画館に行ってきました。
ついでにパンフレット(↓)まで買っちゃいました。

ストーリーは説明するまでもなく、太地町でのイルカ漁を盗撮してるだけのものです。
まぁこれだけ話題になっている映画ですので、それなりにインパクトあるだろうと期待して見に行きましたが「イルカが殺されてかわいそー」以外にイルカ漁反対の理由が無いと言う、ドキュメンタリーと言うにはあまりにお粗末な映画でした。
しかもイルカを食べると水銀汚染で人体に悪影響があると、狂牛病の可能性のある牛の輸入をごり押ししたアメリカ人がご丁寧にも日本人の健康まで気遣ってくれるというオマケ付き。
最後まで寝ずにオチを待ってましたが(¥1,800-も払っとるしね)、結局イルカ漁反対の科学的根拠なし。
感想としては、これ見てイルカ漁反対に賛同する日本人はまぁおらんやろなぁって感じです。
※見る前から反対してる人には「こんなイルカ漁はひどいんだぞー」って感情を後押ししてくれると思いますが。
一応の配慮として太地町の漁師の皆さんの顔にはモザイクかかってましたが、東京でイルカ漁についてインタビューしてる時「イルカ漁してるなんて、まーかわいそう」っとコメントしてる日本人のおばちゃんには顔のモザイクが無かったので、この映画が公開された今、そのおばちゃんが近所でアホ扱いされてやしないか心配です。
反捕鯨活動は品は無いけどビジネスとしては頑張っとるなくらいの認識しかないので、外野の一意見として言わしてもらえば、ブログの1エントリーのネタに入場券¥1,800-とパンフレット¥600-は費用対効果の点から割があわんかったかなっと。
まぁその程度の映画でしたわ。
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