会社でウチの部署にも4月に新人の配属がありまして。
(新人と言っても1年研修があったので昨年度入社になった世代ですが)
なんだかんだで教育担当の役目が回ってきてハヤ1ヶ月、まぁコレが残念な新人で。。。
バングラディッシュ人なんですが、子供の頃の一時期と高校時代をアメリカで過ごし、大学は留学生が多いことで有名な大分県の大学を出て新卒で採用になっとる訳ですわ。
経歴だけ見ると母国語(たぶんベンガリーかな)に加え、英語と日本語が出来るのねーって感じですが、直に仕事で接してみると、英語は(英語圏の)高校生レベルで日本語は読み書きが(日本の)小学生レベルで、会話は大学の日本人のお友達とのおしゃべりレベル。
母国がインドの隣だしと勝手に期待したこちらも悪いですが、算数が苦手で、パソコン操作も今慌ててアビバに行ってるくらいでロクに扱えない状態。
仕事のカンでも冴えてるのかと思ったら、”車のシートアレンジの例を集めろ”との指示に対し、カタログで積荷の例としてソファーを荷室に乗せてる写真を持ってきて”こんなシートがあります”と真顔で報告。
車のシートと積荷のソファーの差が見て分からないという、自動車メーカーの社員としての前に人間としての基本スペックに疑いを持たれるような言動で、まさに煮ても焼いても使えないレベル。
さらに可哀想なことに、外国人に良くあるパターンで自己主張が強く、能力のない事を隠す為なのか指導する度に言い訳にしか聞こえないことを一生懸命にペラペラ話すので、周囲からはため息しか聞こえない状態。
いくら採用選考の時間が限られているとは言え、ウチの人事は何故こんな質の学生を採用したのかと考えたら、たぶん英語を話すアジア人を採用するのがグローバル化だと思っているのではなかろうかと。
ウチの人事に限らず、世の中の流れをみていると、妙に英語を子供に学ばせたがる親が多いそうなので、英語が話せれば仕事が有る・仕事が出来るとハキチガエテいる人が多いんだろうなっと。
仕事が出来る人間は英語が出来れば活躍の場が広がるのは間違いないですが、ただ英語が話せるくらいでは仕事にはなりまへん。
カナダの大学で中国語を勉強しているとき、アメリカ人の中国語の教授が授業中に”母国語がまともに出来ない人間は外国語を勉強しても意味無いで”っと言ってたのを思い出しました。
当たり前ですが、子供には人間教育が、新入社員にはビジネスマンとしてのスキルが英語の前に必要な訳で。
我が家の子育ては、無理に子供に英語を習わすのはやっぱりヤメようと、バングラディッシュ人の部下を持って改めて思った次第です。
ま、数年後、息子くんがとーちゃんの事を”ダディ”と呼んでいたら、自発的に英語に興味を持ったとご理解下さい。
がははは
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