昨年の春に大阪のばぁばが横断歩道で轢かれる交通事故にあって、入院やら通院やらが続いておりましたが数カ月前にやっと治療が終わり(後遺症は残ってますが)、相手側の保険屋さんと示談交渉に入っておりまして。
さすがに年老いたばぁばとじぃじでは複雑な事務仕事やら示談の判断は難しかろうってことで、代わりになって弁護士さんに相談・自賠責保険屋さんの後遺症認定面談に付き添い・相手側の保険屋さんに費用の中間請求やら今後の進め方の確認等をしておりました。
示談交渉については、今回は10:0でこちらに過失無し案件なので、焦点は慰謝料の算出の仕方の一点だけ。
弁護士さんに相談したりで色々調べると、一口に慰謝料と言っても算出基準が複数あり、今回の事故に近い例でざっと比較しただけでも、保険屋さん(任意保険)の提示額=149万円と裁判事例=313万円とで、最大約165万円も差があるんですね。
詳細は伏せますが、相手側の保険屋さんと面着で交渉し、なんとか納得の行く額で決着する事が出来そうです。
しかし、保険の仕組みを知らず保険屋の提示額を鵜呑みにする人や、弁護士相談や裁判事例比較の検討をする手間暇をかけれない人は、百万円以上も低い保険屋提示の慰謝料で示談にするんやろぉなぁと思うと保険や税金や給付金とかは、知らない人が損する仕組みになってるのを身を持って実感です。
若い頃はよく交通事故してじぃじに尻拭いしてもらってましたが、その社会勉強のお陰で今回は保険屋に納得のいく慰謝料の増額を持ちかけられたので、少しは恩返しが出来たのではなかろうかと。
ま、交通事故なんてのは関わりにならないのが一番ですが、自動運転が実用化されたら事故0になるのかな?
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